ホームページ制作で必須のreCAPTCHAとは?

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こんにちは、LAKA D&A webデザイナーのナカノです。

Webサイトのお問い合わせフォームから「急に大量の問い合わせメールが届くようになった」ということありませんか?
本日はスパムや自動化された攻撃からウェブサイトを保護するための重要なツール、「reCAPTCHA」についてご紹介いたします。

reCAPTCHAとは?


reCAPTCHAは、Googleが提供するセキュリティサービスです。
皆さんも「信号機の画像を選んでください」と画像を選択するものを見たことがあるのではないでしょうか。

これがreCAPTCHAの仕組みの一部です。入力する際、少し煩わしいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、スパムやボットからサイトを保護するために必要な設定です。
reCAPTCHAは通常、ユーザーに対して簡単なタスクを求めることで、人間とボットを区別します。この技術は、ユーザーが本物の人間であることを確認するために進化し続けており、現在ではさまざまなバージョンが存在します。

reCAPTCHAの歴史


reCAPTCHAはもともとカーネギーメロン大学で開発され、後にGoogleに買収されました。最初のバージョンは、ユーザーに歪んだ文字を読み取り入力させることで、人間とボットを識別するものでした。しかし、テクノロジーの進化とともに、ボットがこれらのタスクを解く能力が向上したため、reCAPTCHAも進化を遂げました。

reCAPTCHAの種類


reCAPTCHAにはいくつかのバージョンと種類があり、それぞれが異なる方法で人間と機械を区別します。

1-reCAPTCHA v2

ユーザーが「私はロボットではありません」(“I’m not a robot”)というチェックボックスをクリックする形式で、疑わしい場合には画像認識タスクが提示され、特定のオブジェクト(例:信号機や自動車など)を選択するよう求められます。

2-reCAPTCHA v3

最新のv3は、ユーザーの行動を分析することで、人間かボットかを判断します。これにより、ユーザーが何もクリックせずに、スムーズにサイトを利用できるようになります。v3は、ユーザーの行動スコアを提供し、サイト管理者が柔軟にスパム対策を行えるようになっています。

reCAPTCHAの利点

セキュリティの向上

reCAPTCHAは、スパムや不正なアクセスを防ぐための強力なツールです。これにより、サイトのセキュリティが向上し、ユーザーの信頼を得ることができます。

ユーザー体験の向上

v3の導入により、ユーザーは煩わしいタスクをこなすことなく、サイトをスムーズに利用できるようになりました。

ボットの識別精度

reCAPTCHAは高度な機械学習アルゴリズムを使用しており、ボットを高精度で識別します。

reCAPTCHAは、インターネットの安全性を確保するための重要なツールです。進化し続けるこの技術をうまく活用することで、Webサイトのセキュリティを向上させると同時に、ユーザーに快適な体験を提供できます。今後のreCAPTCHAの発展に注目しつつ、自分のサイトに最適なバージョンを導入してみてください。

LAKAではサイト制作時にセキュリティーを担保したサイト制作を行なっております。
WEBページの制作をご検討中の方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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