ウェブサイトの使いやすさを向上させる8のポイント

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こんにちは、LAKA D&A webデザイナーのナカノです。

「このWEBサイト、なんだか使いにくい…」そう思ったことはありませんか? もしかすると、それはユーザー体験(UX)が関係しているかもしれません。

UXとは


UXとは、「User eXperience(ユーザーエクスペリエンス)」の略で、ユーザーがサービスや製品の使用で得られる体験を示す言葉です。
WEBサイトでのUXとはサイトに訪れた人がサイト内をどれだけ快適に、スムーズに閲覧でき、ユーザーの目的が達成できているかどうかになります。

例えば、
「このWEBサイト、情報が探しにくい…」
「ボタンが小さくて押しにくい…」
「ページがなかなか表示されなくてイライラする…」
なんて経験はありませんか?
これらはすべて、UXがよくないWEBサイトで起こりがちなことです。

逆に、
「このWEBサイト、情報が整理されててわかりやすい!」
「ボタンが大きくて押しやすい!」
「ページがサクサク表示されて気持ちいい!」
と感じたことがある人もいるかもしれません。
これは、UXが良いWEBサイトの例です。

UXが悪いと、せっかく訪れた人がすぐに離れてしまう原因になります。
逆に、UXが優れていれば、サイトのファンになってもらえる可能性もあります。
今回は、WEBサイトをもっと使いやすくするためのUXを向上させるための8のポイントについてご紹介します。

1-わかりやすいメニューやナビゲーション


WEBサイトのメニューは、目的地までの道しるべのようなものです。これらが分かりにくいと、どのページに何があるのか分かりずらく迷子になってしまいます。
よって以下の内容に気をつけてWEBサイトを更新しましょう。

・誰にでもわかりやすい言葉を使う
専門用語や難しい表現は避け、誰でも直感的に理解できるようにしましょう。

・メニューのカテゴリーを整理整頓する
情報が整理されていないと、ユーザーが目的のページにたどり着けないことがあります。情報を整理しサイトに訪れた人がどこに何があるのか直感的に理解できるよう情報を整理しましょう。

・今どこにいるのかわかる「パンくずリスト」を設置
パンくずリスト(パンくずリスト)は、最新のページの位置を示す道しるべです。ユーザーが迷子にならず、簡単に前のページに戻れるため、サイトの回遊率を向上させることができます。

・検索機能をつけて、情報を探しやすくする
情報量が多いサイトでは、検索機能がないと目的のページを見つけるのが困難になります。検索機能を設置することで、ユーザーが直接必要な情報にアクセスでき、ストレスなく利用できます。

2. 役立つコンテンツを作る


WEBサイトの一番大事な部分は、訪れた人にとって役に立つ情報があるかどうかです。訪問者の心に響く言葉で、有益な情報を提供しましょう。

・ターゲットとなる訪問者のニーズをしっかり把握する
読者のニーズや興味に合った情報を提供することで、内容の価値を高めます。

・写真や動画を活用して、視覚的にも伝わりやすくする
文章だけでなく視覚的な要素を加え、コンテンツの内容を直感的に理解しやすくするようにしましょう。

・検索エンジン対策(SEO)によって、多くの人に届くようにする
適切なキーワードや構造を工夫し、検索結果で上位表示されるようにしましょう。

3. 使いやすいUI(ユーザーインターフェース)


UIは「User Interface(ユーザーインターフェース)」の略であり、WEBサイトでいうと、文字の大きさやメニューの場所、申し込みボタンの色・文言といった視覚的な情報がUIにあたります。これらを改善することで、サイトに訪問したユーザーが直感的にサイト内を回収してくれます。

・入力フォームは入力しやすく、シンプルに
ボタンや入力フォームの位置がわかりにくいと、訪問者が迷ってしまいます。情報入力のストレスを減らし、完了率を高めるためにシンプルで分かりやすい入力フォームにしましょう

・ボタンやリンクは見つけやすく配置
リンク先だと視覚的にわかるよう、迷わず操作できるようにしましょう。

・文字の大きさや色使いも工夫する
視認性を向上させ、誰でも読みやすくなるようにしましょう。

4. ページの読み込み速度を速くする


WEBサイトの表示速度は、訪問者のイライラに直結します。サイトがなかなか開かないと、途中でサイトを閲覧することを諦めてしまう人もいるでしょう。

・画像や動画のサイズを最適化する
データの軽量化によって、ページの読み込み速度を向上させ、ユーザーの離脱を防ぎます。

・サーバーの速度を改善する
高速なサーバー環境を整えることで、サイトの表示時間を短縮し、スムーズな操作感を提供します。

・キャッシュ機能を活用する
頻繁にアクセスされるデータを保存し、再読み込みの時間を短縮することで、ページの表示を高速化させます。

・不要なプログラムを削除する
不要なスクリプトやプラグインを排除し、動作をスムーズにすることで、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。

5. スマートフォンでも見やすくする


スマホやタブレットでサイトを閲覧する人がほとんどです。パソコンだけでなく、スマホで閲覧した時にサイトがどのように見えるのか確認し、スマホで見た際に見やすいように調整するようにしましょう。

・どの端末でも快適に見られるデザインにする
スマホ、パソコン、タブレットなど、どんな端末で見ても、文字や画像が適切な大きさで表示され、操作しやすいようにしましょう。

・タッチ操作しやすいボタンサイズにする
スマホなど、指で操作する端末では、ボタンが小さすぎると押しにくいですよね。指でタップしやすいように、ボタンのサイズを大きくしたり、ボタンとボタンの間隔を空けたりすることが大切です。

・文字や画像のサイズを調整する
小さな文字や画像は、見づらくてストレスを感じます。
特に、スマホの小さな画面では、文字や画像を大きく表示する必要があります。また、高齢者や視覚に障害のある人にも配慮し、文字サイズを調整できる機能があると便利です。

6. すべての人が使えるサイトにする(アクセシビリティ)


アクセシビリティとは、誰でもWEBサイトを利用できるようにするための取り組みです。
高齢者や障害者など、様々な人がWEBサイトを利用できるような配慮が必要です。

・文字サイズを変更できるようにする
高齢者など、文字が見えにくい人でもWEBサイトの内容を理解できるように、文字の大きさを自由に調整できる機能を提供できるようにしましょう。

・色のコントラストを考えて、見やすくする
例えば、薄いグレーの背景に薄い黄色の文字では、非常に見えにくいですよね。
このように色覚特性のある人など、すべての人が情報を読み取りやすいように、背景色と文字色の組み合わせを工夫するようにしましょう。

・画面読み上げソフトに対応する
目が見えない人や視覚に障害のある人が、音声でWEBサイトの内容を理解できるように、画面読み上げソフトにサイトを対応させることができます。
WEBサイトの構造を整理したり、画像に代替テキストを設定したりすることで、画面読み上げソフトが情報を正しく読み取れるようになります。

・キーボード操作だけでも利用できるようにする
例えば、「Tabキー」を使用するとフォーカスを移動したり、「Enterキー」でリンクを選択できるなど、キーボード操作だけでWEBサイト全体を閲覧することができます。
マウスが使えない人でも、キーボードだけでWEBサイトを操作できるよう対策をしましょう。

7. 信頼できるサイトにする


WEBサイトの信頼性は、訪問者の安心感につながります。
訪れた人に安心してもらえるように、信頼性を高めましょう。

・会社情報をわかりやすく掲載
WEBサイトを運営している会社がどんな会社なのか、信頼できる会社なのかを訪問者に伝えるために、会社名、住所、電話番号、代表者名などの基本情報をわかりやすく掲載しましょう。

・SSL証明書を導入し、安全な通信を確保
SSL証明書を導入することでWEBサイトと訪問者の間の通信を暗号化し、個人情報やクレジットカード情報などの重要な情報を盗み見られないよう対策できます。
SSL証明書が導入されているWEBサイトは、アドレスバーに「鍵マーク」が表示されるので訪問者に安全なサイトとして訴求することができます。

・プライバシーポリシーを明記
訪問者の個人情報をどのように収集、利用、管理するかを明確に示すことで、個人情報保護に対するWEBサイトの姿勢を示しましょう。

・問い合わせ窓口を設置
訪問者がWEBサイトについて質問や相談をしたいときに、気軽に問い合わせができるよう窓口を設置しましょう。

8. 定期的に更新し、最新の状態を保つ


WEBサイトは作って終わりではなく、定期的に改善が必要です。定期的に見直しを行い、改善を続けることで、常に最新の状態に保ち、ユーザーニーズに応え続けることができます。

・アクセス解析を活用してデータを分析する
例えば、どのページがよく見られているのか、どこからWEBサイトにアクセスしているのか、などを分析することで、WEBサイトの改善に役立てることができます。

・最新の技術を取り入れる
例えば、近年では、AI(人工知能)を使ったチャットボットや、VR(仮想現実)を使ったコンテンツなど、WEBサイト制作の技術は常に進化しています。
新しい技術を積極的に取り入れることで、より魅力的で使いやすいWEBサイトを作ることができます。


これらのポイントを活かして、訪れた人が「また来たい!」と思えるWEBサイトを作りましょう!

自社のサイトと比較して気になる点があれば是非LAKAにご相談ください。