Welch’sのパッケージデザインを観察してみた

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こんにちは、LAKA D&A webデザイナーのナカノです。

こんにちは、LAKA D&A webデザイナーのナカノです。
最近ジュースを大量にいただく機会があり、私の毎日ジュース生活がスタートしました。
ジュースのパッケージをよくよく観察してみると、同じブランドの同じ味の飲み物でもサイズが異なるだけで若干デザインが違っていました。
今回は、特に多いWelch’s grapeのデザインについて考察したいと思います。

Welch’sとは

Welch’s(ウェルチ)は、1881年に設立されたアメリカ合衆国の食品会社です。Welch’sの製品はアメリカ国内だけでなく、世界中で販売されており、特に果汁飲料やジャム、ゼリーなどの製品で知られています。特にグレープジュースは、同社の象徴的な製品として広く認識されています。
日本ではかつてペプシコ社が製造販売権を持っており、1997年にカルピス株式会社へ移管。 合併に伴って2016年にアサヒ飲料へ再移管されアサヒブランドとして発売されています。

Welch’s grape 100 缶のデザイン


主役であるぶどうのイラストが正面に大きく表示されています。
ぶどうに水滴がついていてフレッシュさを感じることができますね。

配置されている情報としてはまず、ぶどうのイラストが一番大きく表示されています。
その次に商品名の「Welch’s」、「GRAPE100」「ポリフェノール」についての記載、「果汁100%濃縮還元」についての記載、最後にASAHIのブランドロゴが小さく配置されています。

商品名よりも、ぶどうのイラストを大きく配置することで何のフルーツの飲み物なのか視覚的にわかりやすいデザインです。

また缶全体もブドウと同じ紫のカラーで装飾を入れています。裏面からもぶどうジュースかな?と想像しやすいですね。

「ポリフェノール」についての記載についてはブランドが伝えたいこだわりのポイントのように思われます。よってここは装飾をつけて目立つように配置されています。

ポリフェノールといえば抗酸化作用、動脈硬化などの生活習慣病の予防に良いとされています。
このウェルチで使用しているコンコードグレープはスーパーフルーツと言われており、ポリフェノールがブルーベリー果汁より13%、アサイー果汁より24%、クランベリー果汁より53%多く含まれていると言われています。

リニューアルしたペットボトルのWelch’sグレープ100


ペットボトルの方には「ぶどう12房分の贅沢なおいしさ」というテキストが追加されています。
背景の紫のデザインも缶と若干異なりますね。
ペットボトルの方がデザインできる面積が広いので、どの情報をわかりやすく伝えたいかが重要になってきますね。

果汁100%以外のデザイン

果汁100%のデザインを比較してもましたが、ぶどうジュースには果汁100%以外のものも取り扱っています。

Welch’s1房分のぶどうPET470ml


果汁25%の470mlと少し小さいサイズのぶどうジュースです。
ぶどうのビジュアルが1房のみ大きく描かれており、その上に「1房分のぶどう」という商品名が中央に大きく配置されています。
フォントカラーをゴールドにすることで高級感を感じることができます。

Welch’s 濃いぶどう 280ml


こちらは果汁50%の280mlとさらに小さいサイズとなっており、コンコードグレープと白ぶどうを皮ごとまる搾りしてブレンドされたジュースです。
こちらはコンコードグレープと白ぶどうのイラストが配置されていることで2種類のぶどうがブレンドされているという点をビジュアルで訴求されています。
商品名の「濃いぶどう」の「濃い」の部分だけゴールドで配置されており、濃厚さが訴求しつつ、こちらも高級感を感じられるデザインとなっております。

本日はWelch’sのぶどうジュースについて考察してみました。
お菓子などのパッケージデザインも今後考察してみたいと思います。

LAKAではお客様のご要望を汲み取ったうえで、デザインのルールに従った高品質なWeb制作、各種販促物制作をしております。
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