企業の新旧ロゴマークを比較してみた!
みなさんこんにちは!Webデザイナーのアリーです。
経営理念や志など、その企業の想いが込められた「ロゴマーク」は、企業の成長や発展に伴いリニューアルされることがしばしばあります。
ではその際にはどのような意味を持たせて、どのようなデザインに変更されているのでしょうか。
今回はロゴを刷新した4つの企業を例に挙げて、新旧ロゴの変化を比較していきたいと思います。
株式会社楽天
これまで赤色+黒色の2色だったロゴを赤の1色に変更したことで、楽天のコーポレートカラーを強く感じられるロゴになりました。
また、現在のロゴは「一」をモチーフとしており、そこには「はじまり」「ひとつになる」「一番・最高」「唯一」という4つの意味を込めているそうです。企業の想いをロゴの中でどう表現するかという部分を、とてもシンプルに表現しています。
ロゴマークは「Rakuten」の下に「一」を配置しており、左から右へ向かって細くなっていくその形は、勢いよく新たなスタートを切った印象を感じます。
株式会社メルカリ
株式会社メルカリは、2018年10月に新しいロゴマークにリニューアルいたしました。
これまでのロゴマークは尖ったデザインでしたが、要素を削った洗練されたロゴマークに仕上げることでより親しみやすさを表現したのではないかと思われます。
実際、「出品した商品が売れた」「欲しいものを購入できた」という売り買いの「楽しさ」や「わくわく感」を表現した旧デザインを引き継ぎつつ、信頼できるマーケットプレイスとしての「公平さ」や身近に利用できる「フラットさ」を青丸が留まることで表現しているそうです。
ユニクロ
ユニクロの新ロゴマークは、佐藤可士和氏がデザインしたことで有名です。
赤と白のシンプルなロゴマークながら、どちらもボックスを基調としていて、美しく並んだレイアウトが心地よいです。
私のイメージは、ユニクロといえばベッドタウンの国道沿いにあって、ファミリー層を主たるターゲットとした服屋さんでした。
ところが、佐藤可士和氏は、ロゴだけでなく、CM・WEBとユニクロに関わる全てのクリエイティブを抜本的に見直し、ブランドイメージを、
・安くてファミリアルなユニクロ から
・安いけどオシャレなユニクロ
に見事ひっくり返すことに成功しました。
現在では海外進出も遂げているユニクロですが、海外でもカタカナロゴを惜しげなく使うことで、逆に目立って面白い「オシャレなロゴ」になっています。
2019年5月にFacebookのロゴが新しくなりました。
2013年にも一度変更しており、今回は6年ぶりの変更です。
四角だった背景が丸に変更されました。
左の方は、男性向けのシックな印象ですが、カラーをフレッシュさが伝わる、明るいブルーにしたことで、女性・男性どちらでも扱いやすくなるような工夫をしていることが分かります。
他の企業に比べ、ロゴの変更頻度が高いのは、SNSが主流となり、新しいアプリケーションが増えてきているため、周りに置いていかれないよう、新しい印象付けのためだと考えられます。
またFacebookは内部仕様のリニューアルも頻繁にあり、他のアプリケーションに劣らぬよう内外ともに日々アップデートしている印象があります。
さいごに
いかがでしたか?
今回は4つの企業の新旧ロゴの変化を比較してみました。
ロゴのリニューアルは、それだけでもその企業に対する印象が大きく変わります。
みなさんも節目を機にロゴの刷新を考えてみてはいかがですか?
LAKAでは、ロゴデザイン制作を承っております。
お客様一人ひとりの大切な想いを汲み取り、表現いたします。
ぜひご興味のある方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。