Shopify導入のメリット・デメリット
みなさんこんにちは!
Webデザイナーのアリーです。
今回はECプラットフォーム「Shopify」について解説していきます!
2017年より日本で本格的に展開されたECサイト作成サービス「Shopify」。年々、需要が急増し、今では導入数が世界ナンバーワンのECプラットフォームとなりました。
ただし、Shopifyが自社に合うのか不安な方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、料金や機能、評判、Shopifyがおすすめな人を徹底解説していきます!
ぜひ最後までお読みいただき、ShopifyでECサイトを作るべきかを判断してみてください。
Shopifyとは?
Shopifyは2004年にカナダで創業されたECサイト作成サービスです。
2021年時点で時価総額10兆円を超え、創業からわずか10数年でECサイトの世界No.1シェア数を誇るサービスになりました。
2017年に日本法人が設立され、2020年には前年比228%増の新規出店数を記録しています。
Shopify導入がおすすめの人
・月商数百万円〜数千万円以上の事業規模を目指す人
・複数のECサイトを運営する予定の人
・海外向けの販売にも力を入れたい人
Shopifyは個人事業主、企業、実店舗を持っていない方、卸売業の方など、初めてECサイトを持つ初心者の方におすすめです。また、アパレルや雑貨、食品などの「商材による向き不向き」はありません。
3つのプランが用意されていますので、各プランとそれぞれがどういう方におすすめなのかを以下の表にまとめました。
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|---|
月額費用 | 29米ドル (約3,000円) |
79米ドル (約8,000円) |
299米ドル (約3万円) |
おすすめの人 | ・ランニングコストを抑えたい 小規模事業者 月商500万円以下 |
・将来的に販路を拡大する ・複数の従業員を雇う 月商5,000万円以下 |
・売上規模が大きい 月商5,000万円以上 |
Shopify導入のメリット
①カスタマイズ性が高い
②在庫マネジメント、配送面の対応も強い
③海外展開にチャレンジしやすい
Shopifyが本格的にECサイトを運営する人に向いている理由は、上記のようなメリットがあるからです。
①カスタマイズ性が高い
Shopifyはお店の規模や戦略にあわせてサイトをカスタマイズしやすいことが特徴です。最初から備わっている機能は最小限になっており、お店に合わせて定期購入やクーポンなど、必要な機能をアプリで追加する仕様になっています。
②在庫マネジメント、配送面の対応も強い
Shopifyは、ECサイトの販売状況や在庫状況、顧客情報などのデータが自動的に集計される仕様になっています。ECの売上や在庫状況をスマホなどから簡単に管理でき、「在庫マネジメント」がしやすいことが特徴です。
さらに、実店舗も持っている方は、ShopifyPOSアプリを使うことで、実店舗のデータも連携して自動的に集計され、一括管理できるようになるので便利です。
店舗管理業務が大幅に効率化され、データ分析も可能なので、販売戦略や施策を立てやすいことも特徴です。
また、Shopifyは日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便と提携。海外向けの配送でもFedEx、UPS、DHLなどの世界3大配送会社と提携しているので、配送面の対応がしっかりしています。
③海外展開にチャレンジしやすい
Shopifyは海外展開(越境EC)しやすいこともメリットです。
Shopifyの海外向け販売に対応する機能を、下記表にまとめています。
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|---|
133種類の 通貨で販売 |
○ | ○ | ○ |
複数の 言語で販売 |
最大5言語 | 最大5言語 | 最大5言語 |
海外ドメイン | – | ○ | ○ |
国際価格 | – | ○ | ○ |
国際価格 (バリエーション価格ごと) |
– | – | ○ |
海外は関係ないと思われるかもしれませんが、「ECサイトの1割程度は海外からのアクセス」と言われています。
海外在住の日本人や、信頼度の高い日本製品に興味のある外国人は意外と多いのです。
上記のようにShopifyは、世界中の通貨や海外で利用者の多い「PayPal(ペイパル)」をはじめとする決済方法に対応しているため、海外販売もしやすいサービスです。現在は国内販売のみを検討している方も、事業が拡大した際は検討されるといいでしょう
Shopifyのデメリット
・英語の知識が必要な場合がある
・HTML/CSSの知識が必要になる場合もある
1.英語の知識が必要な場合がある
デメリットの1つが英語が必要になる場合があること。基本的に、Shopifyを始める場合や、ショップを運営する上で英語が必要となるケースはほとんどありません。
ただし、海外のサードパーティ(Shopifyが公式に提供したものではなく、第三者が開発・提供したもの)のアプリを導入する場合は、英語が必要となる場合があります。海外アプリを追加することで他の機能が動かなくなるケースもあるので、注意が必要です。
2.HTML/CSSの知識が必要になる場合もある
ShopifyはECサイトの構築や運営に関しては、上の画像のようにボタン操作ひとつで可能なため、初心者の方でも苦労することはありません。最初は不便に感じるかもしれませんが、スマホと同じく、操作していくうちに慣れてきます。
ただし、ECサイトをカスタマイズして他店と差別化を図る場合や、便利な機能を実装する場合は、HTML/CSSの知識が必要になることもあります。
デザイン性・機能性が高いShopifyのポテンシャルを最大限に発揮するには、Web制作会社にShopifyでのECサイト構築を外注するケースが多いです。よほど簡易的なネットショップ以外は、基本的にECサイトの構築は外注したほうがいいでしょう。
Shopifyの制作代行ご依頼はLAKAへ
いかがでしたか?
今回はECプラットフォーム、Shopifyについてざっくりとしたメリット・デメリットをご紹介いたしました。
簡単にECサイトを作りたいけれど、よりオリジナリティーを出したい!在庫管理をしっかりとしたい!という方には、Shopifyはおすすめです。
ただしShopifyはカスタマイズ性が高い分、思い通りのショップにアレンジするためには、HTMLやCSSなどの複雑なコードの知識が必要です。
LAKAではShopifyの制作代行を行っています。企業や商品のブランドイメージに合わせたECサイトの制作が可能です。
ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。