Instagramに学ぶ、ユーザーを迷わせない情報の優先順位と「心地よい」デザイン

皆さんは、Instagramを使っていて「どこを押せばいいかわからない」と迷ったことはありますか?おそらく、ほとんどないはずです。
実は、その「迷わなさ」こそが世界最高峰のWebデザインの成果。私たちがWebサイトを制作する上でも欠かせない、「ユーザーにストレスを与えない設計」のヒントがいたるところに隠されています。今回はその中から、特に私たちが注目している3つのポイントをご紹介します。
1. 「親指の可動域」を計算し尽くしたボタン配置

Instagramを操作する時、ほとんどの人が片手の親指を使っているはずです。
そこで注目したいのが、画面下部に並ぶ「ボトムナビゲーション」です。
ホーム、検索、投稿、リール、プロフィールといった主要な機能が、すべて親指が自然に届く範囲に集約されています。スマホの大画面化が進む中で、この「親指の導線(サム・ゾーン)」を意識した設計は、現在のWeb制作においてもアクセシビリティ(使いやすさ)を高めるための鉄則となっています。
2. 写真を主役にするための「引き算のデザイン」

InstagramのUIをよく見ると、使われている色は非常に限定的です。
背景はシンプルに白か黒、アイコンも細いラインで描かれています。これは、「ユーザーが投稿した写真や動画(コンテンツ)」を最大限に引き立てるためです。
UI要素が主張しすぎないことで、ユーザーは自然とコンテンツに没入できます。
「デザイン=飾ること」と思われがちですが、実は「情報を届けるために、余計な装飾を削ぎ落とす」という引き算の思考こそが、洗練されたUXを生む鍵なのです。
3. 「次の一歩」を促すマイクロインタラクション

投稿をダブルタップした時に現れる「ハート」のアニメーションや、ストーリーの投稿が終わった時の小さな変化。これらを「マイクロインタラクション」と呼びます。
この小さな演出は、単に「可愛い」だけではありません。ユーザーの操作に対して「正しく受け付けましたよ」というフィードバックを瞬時に返すことで、デジタルな操作に「手応え」と「心地よさ」を与えています。
この「心地よさ」の積み重ねが、結果として「ついついアプリを開いてしまう」という高い継続率に繋がっているんですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
世界中で愛されるInstagramのデザインには、「徹底したユーザー理解」と「1ピクセル単位の意図」が詰まっています。
Web制作においても、ただ綺麗なサイトを作るだけでなく、「ユーザーがどう動くか」「どうすればストレスなく目的を達成できるか」を突き詰めることが、成果の出るサイト制作には欠かせません。
LAKAでは、こうしたUI/UXの知見を活かしたWebサイト制作・改善のご相談を承っております。
「今のサイト、なんだか使いにくい…」「もっとユーザーに響くデザインにしたい」とお悩みの企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。