今のホームページ、古くなっていませんか?見直すべきポイントとリニューアルのタイミング

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こんにちは、LAKA D&A webデザイナーのナカノです。

インターネットの世界は、どんどん変わっています。少し前に作ったホームページでも、今見ると「使いづらい」「古い印象を受ける」と感じることがあります。この記事では、ホームページが古くなっていないかどうかを見分けるポイントと、作り直すタイミングについてわかりやすくご紹介します。

ホームページが古いかもしれないサイン

1. スマートフォンで見にくい

スマートフォンの閲覧比率は年々増加し、全体の70%前後を占めていると言われています。一方でPCの利用率は減少傾向にあり、20〜25%程度のシェアを保っています。タブレットは全体の5〜10%程度で安定しており、特定の用途で使われる傾向があります。
そのため、スマートフォンでサイトを見た時に、見やすいデザインとなっていることがとても重要となります。文字が小さくて読みにくかったり、ボタンが押しづらかった場合、訪問者はすぐに離れてしまうかもしれません。
また、Googleなどの検索エンジンでもスマホ対応かどうかが評価の対象になるため、検索順位にも影響することがあります。つまり、スマホで見やすく作ることは、今や欠かせないポイントなのです。

2. 表示が遅い

ホームページを開くのに時間がかかったりすると、多くの人が「待つのが面倒」と感じてページを閉じてしまいます。特にスマートフォンからアクセスする人は、表示が遅いとストレスを感じやすく、サイトを訪問してくれた方を逃してしまう可能性があります。
表示が遅くなる原因には、古いサーバーを使っていたり、画像のサイズが大きすぎたり、無駄なコードが多かったりすることが挙げられます。また、昔のままのホームページだと最新の表示技術に対応できていないこともあり、それがパフォーマンスの低下につながっていることもあります。ページの表示速度は、ユーザーの満足度だけでなく、Googleなどの検索順位にも大きく関係しています。つまり、表示が速いホームページは、見てもらえる確率が上がり、ビジネスにも良い影響を与えるのです。

3. 情報が更新されていない

お知らせやブログが何年も前のまま更新されていないと、訪問者は「この会社は本当に今も営業しているのだろうか?」と不安に思ってしまうことがあります。たとえば、最新情報が2020年で止まっていると、それ以降活動していない印象を与えてしまうのです。実際にはしっかりと運営していても、ホームページだけが止まっている状態だと、信頼感や安心感を損なってしまいます。特に新規のお客様にとっては、最新の実績や取り組みが見えないと、問い合わせをためらう可能性があります。少なくとも月に1回程度は、何かしらのお知らせやブログを更新することで、「今も動いている会社です」ということを示すことができます。コンテンツの更新は、ホームページの鮮度と企業の信頼性を保つための重要なポイントなのです。

4. アドレスが「https」になっていない

アドレスバーに鍵マークが出ないホームページは、安全性に問題があると見なされることが多くなっています。これは「SSL(Secure Sockets Layer)」という通信の暗号化技術が使われていないことを意味し、個人情報や問い合わせ内容などが第三者に盗み見られるリスクがあるからです。今では、ほとんどのホームページが「https(エイチ・ティー・ティー・ピー・エス)」で始まる安全な通信方式に切り替えています。例えば、インターネットでショッピングをするときや、問い合わせフォームを使うときに「https」になっていないと、利用者は不安を感じてしまうことがあります。また、Googleも「https」を導入しているサイトを優先して検索結果に表示する傾向があるため、検索順位にも影響します。つまり、「https」に対応していないホームページは、安全面だけでなく集客面でも損をしてしまう可能性があるのです。

古いまま使うとどうなるのか?

古いままホームページを放置していると、いくつかの問題が発生する可能性があります。
信用されにくくなる:見た目が古いと、お客様からの信頼が下がってしまうことがあります。
検索で上位に出にくくなる:Googleなどの検索で見つかりにくくなることも。
使いづらいと、お問い合わせにつながらない:見にくい・使いにくいサイトでは、お客様もアクションを起こしにくいです。
社内での更新も面倒になる:古いシステムだと、ちょっとした修正でも手間がかかります。

ホームページをリニューアルするタイミング


それではホームページを既に持っている方はどのようなきっかけでリニューアルを検討されるのでしょうか。

1. 会社のロゴや事業内容が変わったとき

会社のロゴやスローガン、事業の方向性が変わった場合、ホームページもその変更に合わせて見直すべきです。たとえば、製造業からサービス業に業態転換した場合や、新たなサービスを開始した際には、それにふさわしいビジュアルやコンテンツへの変更が必要です。古いホームページのままだと、訪問者に誤ったイメージを与えてしまう可能性があります。また、採用活動などでも企業イメージが重要になるため、会社の最新情報や雰囲気が正しく伝わるよう、リニューアルは企業ブランディングの一環としても非常に効果的です。

2. 作ってから3〜5年以上たっている

ホームページは一度作ったら終わりではありません。特に3〜5年も経つと、デザインの流行や技術の進化に大きな差が出てきます。たとえば、数年前のサイトではJavaScriptの活用が少なかったり、古いHTML形式を使っていたりすることが多く、表示速度やユーザビリティにも影響を与えます。また、CMS(コンテンツ管理システム)なども更新されておらず、使い勝手が悪いケースもあります。最新のWeb技術を取り入れることで、より直感的で洗練されたデザインや、スマホにも最適化された表示が可能になります。

3. サイトのデータを見たら、すぐに見るのをやめている人が多かったとき

Googleアナリティクスなどのアクセス解析を使って「直帰率」や「離脱率」を確認してみましょう。これらの数値が高い場合は、訪問者が期待していた情報を得られなかった、あるいは操作がしづらかった可能性があります。たとえば、読み込みに時間がかかったり、リンクがわかりにくい場所にあったり、情報の構成がバラバラだったりすると、ユーザーはすぐに離れてしまいます。こうしたデータを分析し、課題を可視化することで、ユーザーにとって魅力的で使いやすいサイトにリニューアルする根拠になります。

4. スマホやタブレットでうまく表示されないとき

今やウェブ閲覧の主流はスマホです。ホームページがスマホやタブレットで崩れて表示されたり、ボタンが小さくてタップしづらかったりすると、それだけでユーザーの離脱につながります。また、スマホ対応がされていないとGoogle検索でも不利になるため、SEOの観点からも対策が必要です。モバイルファーストの設計思想に基づいたリニューアルによって、あらゆるデバイスで快適に閲覧できるようにすることが、今や必須の対策といえるでしょう。

5. セキュリティが心配なとき

「http」のままのアドレスや、古いサーバーを使用している場合、個人情報のやり取りに不安を与えてしまいます。特に問い合わせフォームやオンライン決済などを使っている場合、SSL化(httpsへの対応)は必須です。また、古いCMSやプラグインを放置していると、外部からの攻撃リスクが高まります。セキュリティの問題は一度トラブルになると大きな信用失墜に繋がるため、少しでも不安がある場合は、速やかにホームページのリニューアルと同時にセキュリティ対策の強化を検討しましょう。


作り直すと、こんな良いことがあります

・見やすく使いやすくなる
・お問い合わせや予約が増えることも
・Googleの検索に強くなる
・社内での更新作業も簡単に


まとめ:ホームページは会社の第一印象

ホームページは、ネット上の「看板」や「名刺」のようなものです。「ちょっと古いかも?」「見にくいかも?」と思ったら、それは見直すチャンスかもしれません。
お客様に安心して見てもらえるように、定期的なチェックと改善をおすすめします。

弊社では、今のホームページがどんな状態かを診断し、リニューアルのご提案もしています。気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。