バスクリンのパッケージデザインを観察してみた。

BLOG


顔アイコンこんにちは!最近は色々な入浴剤を試すのにハマっているアリーです。
そこで今回は色々なシリーズがある「バスクリン」のパッケージのデザインに着目し、デザイナー目線でパッケージの特徴をご紹介いたします。

バスクリン 極みの湯 気持ち落ちつく森の香り


こちらはバスクリンの「極みの湯 気持ち落ちつく森の香り」です。
入浴剤自体は薄い黄緑色をした粉です。
パッケージのデザインは、全体的にグリーンを使用し、要所要所で明朝体とゴールドを使うことで高級感を表現しているように思えます。グリーン×高級感で「森の大自然の中で贅沢な気分を味わいながら入浴できそう」というのをユーザーが感じるようなデザインです。

きき湯 マグネシウム炭酸湯


次のパッケージは「きき湯 マグネシウム炭酸湯」です。
きき湯シリーズは小さめのツブがシュワシュワと溶けていくのが特徴の入浴剤です。パッケージには全体的にツブがお湯の中で溶けていく様子が表現されているため、パッケージにも記載があるように、一目で「ツブが効く」というのが分かるようなデザインになっています。
また「きき湯 マグネシウム炭酸湯」はカボスの香りなので、カボス色のグリーンを用いているのだと思います。他のきき湯もそうですが、デザインカラーがしっかりと補色の関係を意識して使われているため、文字が強調されて見やすく工夫されています。今回はグリーンベースなので補色のオレンジが使用されているのだと思います。

きき湯 ファインヒートスマートモデル


最後に見ていくのは赤いパッケージが特徴の「きき湯 ファインヒートスマートモデル」です。
こちらは直径5mmほどの少し大きめのツブが入った入浴剤です。
パッケージは、「おふろで汗を出したいときに」というコンセプト文が書かれており、温泉科学と生薬のチカラの作用から連想される「発汗」「血流促進」「冷え性解消」を全体的に「赤」で表現しているのだと感じました。「暑い」、「血流」というと赤が思い浮かびます。
一目見ただけでこの商品は使うとポカポカになるのだなという気分にさせるデザインです。

パッケージのデザイン観察の結果

今回はバスクリンのパッケージデザインを観察してみました。
入浴剤というと見た目だけではなく、やはり体への効能も気になるものです。
そういった視点を色やフォント、写真で上手く表現しているところがとても勉強になりました。
今後もこういった身近なものを観察し、デザインの引き出しをどんどん増やしていきたいと思います!

LAKAでは、ポスターやチラシ制作の他、Web制作・運用を承っております。
ぜひご興味のある方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。

料金表
お問い合わせはこちら