SNSの特徴とシェア率

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こんにちは、LAKA D&A webデザイナーのナカノです。

Instagramの運用を続けているうちに、他のSNSのシェア率も気になってきたので、今回は各SNSの特徴とシェア率について調べてみました。

主要 SNS について

今回は「LINE、Facebook、Instagram、X、YouTube、TikTok」の6つのSNSについて調査しました。

SNSシェア率


2023年から2022年までの3年間における、これら6つのSNSのシェア率を比較しました。
LINEは圧倒的なシェア率を誇り、大きな変動が見られません。連絡ツールとして多くの人が利用しているため、ユーザー離れが少ないプラットフォームだと考えられます。
他のSNSも年々シェア率を伸ばしている一方で、実名登録制のFacebookは若者の利用者が減っているためシェア率は減少傾向にあります。
中でも、特に利用率を伸ばしているのはTikTokで、前年比+4.1%、およそ512万5,000人が利用を開始したことになります。

次に、各SNSのユーザー層と特徴を見てみましょう。

LINE


「無料通話」や「メッセージ」といった個人間のコミュニケーションツールとして誕生したLINEですが、写真やつぶやきを公開できる「ホーム」機能や、ショート動画を配信できる「LINE VOOM」など、より広範なコミュニケーションが可能になっています。
LINEのユーザー数は2024年3月時点で9,700万人に達し高いシェア率を持っています。特に毎日利用するユーザーの割合が86%と高く、その「アクティブ率の高さ」も特徴的です。

YouTube


YouTubeはGoogleが運営する世界最大の動画共有サービスで、動画の投稿・閲覧が主な機能です。長さ12時間までの動画投稿が可能で、横長の映像が一般的ですが、2021年7月からは縦長のショート動画「YouTube ショート」の投稿もできるようになり、最大60秒の動画が人気を集めています。企業もマーケティングの一環としてYouTubeを活用し始めており、50代以下の世代で特にシェア率が高い傾向にあります。

Instagram


InstagramはMeta(旧Facebook)が運営する、写真や動画の共有に特化したSNSです。世界中に約10億人のユーザーがいて、国内の月間アクティブユーザー数は3,300万人にのぼり、女性ユーザーの利用率が高く、特に20代でのシェア率が顕著です。国内SNSの利用者数ランキングでは4位、利用率ランキングでは3位に位置しています。

X


Xは匿名登録制のSNSで、世界で3億人以上の利用者を持っています。テキストや画像、動画を投稿でき、リアルタイムで会話ができる「スペース」機能もあり、リポストによる拡散性の高さが特徴です。ユーザーの平均年齢は37歳で、幅広い年齢層が利用しており、趣味やコミュニティに応じて複数のアカウントを持つ人も多いです。

facebook


Facebookは2004年にマーク・ザッカーバーグによって設立されたSNSで、実名登録制を採用しています。家族や友人と簡単につながり、近況報告や趣味について共有できるのが特徴です。ビジネス分野でも重要な役割を果たしており、企業やブランドがユーザーに直接アプローチするために、ターゲティング可能な広告ツールとして利用されています。

TikTok


TikTokは2016年にバイトダンスが開発した短編動画共有プラットフォームで、15秒から3分程度の動画を簡単に作成・共有できます。音楽やエフェクトを活用し、幅広いコンテンツが発信され、特に若年層に人気です。TikTokはグローバルで急速に拡大し、多くのインフルエンサーが登場しています。企業もTikTokを利用した広告キャンペーンで、視聴者にリーチしています。
短く、インパクトのある動画コンテンツを通じて、ユーザー同士がコミュニケーションを取り合うプラットフォームとして、TikTokはエンターテインメント性と情報発信力を融合させた独自のポジションを確立しています。
特に10代のシェア率が高く、今後も伸びていくSNSだと思います。


今回は6つの主要SNSの特徴とシェア率について調査してみました。
各SNSの特徴やシェア率はそれぞれ異なります。たとえば、女性にリーチし、ブランドの世界観を表現したい場合はInstagramが効果的ですし、インパクトのあるイベントの告知にはXでの拡散が有効でしょう。今回の調査をSNSマーケティングの参考にしていただければと思います。