スターバックス国内初のサイニングストアに行ってきました
先日、日本国内初のサイニングストアのスターバックスコーヒー nonowa国立店に行ってきました。
目次
サイニングストアとは
サイニングストア(Signing Store)とは、手話を使ってコミュニケーションをとることを重視した店舗のことです。店内では、手話が公用語とされているため、利用客は声を出さずに指差しや手話などで注文することが可能で、聴覚障害のあるパートナー(店員)も手話を使って働くことができます。
このサイニングストアは2024年1月までに、マレーシアに2店舗、アメリカに1店舗、中国に1店舗あり、スターバックスコーヒーnonowa国立店は世界で5番目の店舗として2020年6月27日に開業しました。
注文の流れ
声に出さない注文
レジカウンターには、見慣れたスターバックスのメニュー表と一緒に、指差し用のメニュー表が置かれています。
上から順番に指差しで意思疎通をするので、手話ができなくても指差しだけで注文できます。
また、カスタマイズなど細かな注文の際は、筆談で伝えられるようタブレットが用意されています。
サイネージで番号を表示
通常のスタバの店舗であれば、ドリンクができると名前を呼ばれると思いますが、サイニングストアではレシートに番号が印字され、その番号がサイネージに表示されます。
声のない接客
他のスタバと若干異なるシステムですが、スムーズに注文できました。
接客してくださった方は声を出さずに、全ての案内を、手話を交えながら指差しで接客してくださり、私もそれに戸惑うことなく購入することができました。
店内のデザイン
指文字のロゴ
出典:starbucks STORIES JAPAN:スターバックスで使える楽しい手話を掲載!サイニングストア限定のマグカップとジャーナルブック nonowa国立店で12月3日(木)に発売
デザイン面では、店舗名が指文字で表現されている点が特徴的でした。
ロゴや店名看板を他の店舗と変えることで、他の店舗と異なるようなデザインになってますね。
指文字で表現したロゴのデザインのグッズもあって可愛かったです。
店内インテリアの工夫
店内の座席のほとんどは、稼働可能な椅子とテーブルで揃えられています。車椅子を利用する方に配慮して、椅子を移動できたり、丸テーブルにも車椅子のシールが貼られているなど、ユニバーサルデザインに配慮した設計になっていました。
カラフルな壁画
店内に大きく設置されているカラフルな壁画は「Talkative hands(おしゃべりな手)」という門 秀彦さんの作品だそうです。
この作品には、手話が人と人とのつながりを生み出す架け橋になること、そしてここから手話の世界を楽しく日本に広めていきたいという、門氏とスターバックスの思いが込められています。
アートにはあいさつや、スターバックスにちなんだ、すぐにでも使いたくなるたくさんの手話が描かれています。
引用:手話が共通言語となる国内初のスターバックス サイニングストアが東京・国立市にオープン『スターバックス コーヒー nonowa国立店』 2020年6月27日(土)開業
今回はスターバックスのサイニングストアnonowa国立店について紹介いたしました。
弊社1階に店舗を構えるカフェ、LEAF&BEANにおいても、段差を無くしたフラットな設計になっていますので、車椅子やベビーカーをご利用の方でもお気軽にご利用いただけるようにしています。
また、お手洗いに手すりが設置されていたり、お子様が過ごしやすいようベビーチェアを配置するなど、お客様により快適に過ごしていただけるようにしております。