遠州の小京都森町について

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こんにちは、LAKA D&A webデザイナーのナカノです。

先日、地元静岡県で人気のパワースポット、森町(もりまち)に行ってきました。
森町は「遠州の小京都」と呼ばれており、歴史的建造物がたくさん残っています。
今回は「遠州の小京都」森町の美味しい情報についてご紹介いたします。


静岡県森町とは?

森町は、静岡県西部(遠州地方)にある町です。
人口 1.831万 (2019年8月1日)ほどの小さな街で、三方を自然豊かな山々に囲まれ、町の中央を清流「太田川」が流れ、蔵のある街並みは、どこか京都の雰囲気を感じることができます。

「遠州の小京都」森町

「小京都」とは

京都との歴史的な関わり、伝統産業の育成、碁盤の目状につくられた街路といった特徴を持った全国の自治体と京都が手を結び、昭和60年に「全国京都会議」を結成し、文化財や町並み保存に努め、その魅力を広く全国に発信しすること目的としています。
※現在全国で40市町が加入しています。(2021年4月時点)

「遠州の小京都」森町

日本の美しい風景を世界に知らしめた地理学者志賀重昂氏は、大正12年に森町を訪れ、この地の風景の美しさに心を打たれ、「森町之賦」(森町を称える詩)を詠みました。
「三方を山々に囲まれ、南部一帯に平野が広がっている。帯のように太田川が流れ、左右ににぎやかな町並みがある。三味線や太鼓のお囃子や賑やかな唄が川の流れを隔てて聞こえてきたり消えたりしている。その様はどこにでもある風情ではない、まさに『小京都』である。」というもので、森町が「遠州の小京都」と呼ばれる由縁の詩として伝えられています。

観光スポット

森町は、その昔、火伏せの神「秋葉山」へ通ずる秋葉街道の宿場町として賑わいました。今も街道脇に残る格子戸の町家や路地裏の土蔵が残っています。
また、戦国時代、徳川家康と武田軍が激しい合戦を繰り広げた地域でもあり、当時の面影を残しています。

小國神社(おぐにじんじゃ)


「願い事が意のままに叶う神社」として知られており、参集殿裏手にある「ひょうの木」は様々な「縁を結ぶ」御神木としても有名です。大鳥居の横には、森町の老舗茶問屋が営む休憩&食べ歩きができる「小國ことまち横丁」があり、名物の「開運団子」や「小國ことまちまんじゅう」、袋いっぱいの「お茶の詰め放題」が人気です。

美味しい情報

農業が盛んな森町には美味しいものがたくさんあります。

甘々娘(かんかんむすめ)


糖度が15度以上あり、生でも食べられるとうもろこしです。生産方法が難しいため、収穫時期の夏にしか販売しておらず、甘々娘を買うために農家に行列ができるほど入手が困難な人気商品です。

次郎柿


四角い形が特徴の次郎柿は、しっかりとした歯ごたえがある完全甘柿です。森町が原産の次郎柿は、まろやかな風味で「甘柿の王様」と言われています。森町産の極上次郎柿は毎年秋、皇室に献上されています。
次郎柿の羊羹やワインも売られています。

お茶


お茶で知られる静岡の北西部の山あいに位置する遠州森町は、 古くから高級煎茶の産地として知られています。

和菓子


お茶の名産地だから、茶菓子として相性のよい和菓子にもこだわりをもつ和菓子店、老舗が多く、次郎柿羊羹や味噌饅頭、梅衣(うめごろも)など種類も豊富です。

「梅衣(うめごろも)」はもっちりとした求肥をシソの葉で包み蜜をかけた、森町の有名お菓子で緑茶によく合います。

さて、本日は静岡県の小京都森町についてご紹介させていただきました。
静岡県にお立ち寄りの際は、ぜひ森町へ行ってみてください。

弊社1階のカフェ「LEAF&BEAN」ではコーヒーやグルテンフリースイーツをお楽しみいただけます。
お食事のメニューもございますので、ぜひご利用ください。

LEAF&BEANブランドサイト