企業のロゴマークの歴史を調べてみた(amazon編)

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こんにちは、webデザイナーの中野です。

前回の「企業のロゴマークの歴史を調べてみた」記事に引き続き第二弾!

今回は「amazon」のロゴの歴史についてご紹介します。


  • 1)amazonの歴史

    amazonの創設者は、アメリカの起業家ジェフ・ベゾス。元々ウォール街で働いていたベゾスは、ワシントン州シアトルで後のamazonとなる会社を立ち上げました。
    創業当初は社名が「Cadabra, Inc.」という名前でワシントン州の法人として登記していました。
    会社を設立した数か月後、弁護士に「Cadabra」を死体を意味する「cadaver」と聞き間違えられ、あまり好ましくない単語なので社名を「amazon」に変更し現在に至ります。

  • 2)amazonの名前の由来

    創業者のベゾスは「Cadabra, Inc.」から社名変更する際に辞書を引き、aから始める名前を選ぼうと考えました。
    辞書に並ぶ、aから始まるたくさんの言葉の中から「amazon」を選んだ理由は、自分の会社がアマゾン川のように広大なシェアを得られるようにと願いを込めたからだそうです。

  • 3)ロゴマークの歴史

    ここからはamazonの創業から順番にロゴマークの変化についてご紹介していきます。

    • 1代目 ​​1971年

      創業当初のロゴは、川の流れのモチーフとamazonの頭文字「A」を組み合わせたデザインでした。

      こちらが創業当初のamazonサイトです。当時本のみを販売していたこともあり、ロゴの下には「Earth’s biggest bookstore(地球最大の書店)」と書かれています。
      ロゴマーク全体が水のイメージで覆われていますが「amazonと他社を引き離す」という意味が込められていたようです。

    • 2代目 1999年

      1代目のロゴからガラリと変わり、一気に現在のロゴに近づきましたね。

      現在のマークにそっくりなマークとなりました。唯の違いは、文字の下に引かれた線のデザインです。
      こちらのマークで定着したamazonのイメージカラーについてですが、黒で「権威」「優雅さ」、オレンジは「幸福」「誇り」をあらわしているそうです。
      シンプルですがオレンジと黒という色の組み合わせの効果力もあり、消費者の記憶に残るデザインに仕上がっています。

    • 3)2000年現在のデザイン

      こちらが現在のロゴマークです。
      前回までロゴ下のオレンジのアーチ状だった線が矢印が、aとzを繋ぐ笑顔のような矢印のマークに変更となりました。
      こちらには“a”がつく商品から”z”がつく商品まで、なんでも提供するという意味が込められています。
      いまも使われ続けているこのロゴは、世界でもっとも人気があるロゴのひとつです。
      amazonは、商品購入代金の一部を慈善団体に寄付する『AmazonSmile』というサービスが存在します。こちらのサービスはロゴとの繋がりを意識したもので、こうした工夫もマーケティングにとても効果的です。


      Amazon Smileとは皆さまがアマゾンから買い物する際、購入額の0.5%が自分が選んだNPO団体に寄付される仕組みです。現在海外でのみ行っているサービスとなります。

      「amazon」の「Z」の部分に矢印が食い込んで変形しています。この変形によってマークが笑顔に見えて個人的にとても好きなロゴです。

     


     

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。 初代マークは現在と全く異なるマークでしたが、事業内容や企業のビジョンに合わせて変化していますね。

    ロゴの歴史について今回は「amazon」のご紹介させていただきました。
    次回もお楽しみに

     


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